風邪の引きはじめに!でおなじみの「葛根湯(かっこんとう)」
風邪の初期症状や肩こりに効果的な漢方薬として広く知られています。
今回は、この葛根湯について詳しく解説し、それをベースにした漢方ブレンド茶の作り方についてご紹介します。
葛根湯とは?
葛根湯は、漢方の中でも特に歴史のある処方の一つで、風邪の初期症状や肩こり、首や背中のコリを和らげる効果があります。
主に体を温めて発汗を促し、体内の巡りを改善する働きがあります。
葛根湯の主な成分と効果
葛根(かっこん): 血行を促進し、筋肉の緊張を和らげます。
麻黄(まおう): 発汗を促進し、体を温めます。
桂枝(けいし): 血行を改善し、冷えを解消します。
生姜(しょうきょう): 胃腸を温め、消化を助けます。
肩こりにも効果的
葛根湯は、風邪だけでなく、肩こりや首のコリといった筋肉の不調にも効果があります。
特に、寒さで体が縮こまり、血流が悪くなる冬にはぴったりです。肩こりが続くと頭痛や疲労感の原因にもなるため、早めのケアが重要です。
風邪のタイプに応じた対策
漢方では、風邪にもタイプがあるとされています。
例えば寒気が強いタイプ(寒性の風邪): 体を温める葛根湯が適しています。
熱が強いタイプ(熱性の風邪): 涼性の漢方薬が適しています。銀翹散(ぎんぎょうさん)などが挙げられます。
炎症を鎮めるとともに、体内の熱を冷ます効果があります。
このように、自分の症状に合った漢方を選ぶことが大切です。
漢方ブレンド茶で葛根湯レシピを作る
実は、葛根湯の成分をベースにした漢方ブレンド茶を自宅で作ることができます。
葛根や桂枝、生姜に加えて、炙甘草やナツメをブレンドすると、さらに体を温め、気を補うお茶になります。
このブレンド茶は、薬としての葛根湯ほど強い効果はありませんが、日常的に取り入れやすく、予防として役立ちます。
そんな漢方ブレンド茶の体験ができる講座
年末年始の体調管理にぴったりな内容として、「漢方ブレンド茶体験講座」を開催しています。
この講座では、暴飲暴食をリセットし、太りにくい体質作りをサポートする漢方ブレンド茶の取り入れ方を学べます。
講座では以下のようなことを学ぶことができます
さらに、この講座では緑茶やほうじ茶をベースにすることで飲みやすく、日常的に取り入れやすいブレンド茶の作り方もご紹介します。
食事制限が難しい方でも、日々のお茶を工夫するだけで体質改善を目指せます。
初心者でも楽しめる内容で、無理なく健康的な生活をサポートします。ぜひ体験してみてください!