まだまだこれから!ガチガチでチカラが抜けないあなたへ

40代、更年期前の女性のための心と体のケアサロン
漢方・アロマ・骨格矯正で、がんばりすぎる私をゆるめて“自然体”に戻す場所
  1. ブログ
  2. 更年期をラクに過ごす!薬膳で整える体と心のバランス
 

更年期をラクに過ごす!薬膳で整える体と心のバランス

2025/02/16
更年期をラクに過ごす!薬膳で整える体と心のバランス

40代に入り、更年期の症状が気になり始めた方へ。

ほてりや冷え、疲れやすさ、イライラなど、様々な不調を感じることが増えていませんか?


薬膳の考え方を取り入れた食事を実践することで、更年期の体調を整える手助けができます。

今回は、更年期の不調を和らげる薬膳の食事法と、すぐに取り入れられる簡単レシピをご紹介します。




 1. 更年期の不調はなぜ起こる?

更年期は、ホルモンバランスの変化によって「気・血・水」の巡りが乱れやすくなる時期です。

特に「腎」の衰えが関係しており、腎を補う食事を心がけることが大切です。


更年期に多い3つの不調タイプ

1. ほてり・のぼせタイプ(陰虚)   
 ほてり、寝汗、口の渇きが気になる

 対策:潤いを与える食材(黒豆・山芋・クコの実・白きくらげ)



2. 冷え・むくみタイプ(陽虚)   

手足が冷える、疲れやすい、胃腸が弱い

対策:温める食材(生姜・シナモン・黒ごま・鶏肉)



3. イライラ・気分の浮き沈みタイプ(気滞)

気持ちが不安定、ため息が増える、ストレスを感じやすい


対策:気を巡らせる食材(柑橘類・ミント・菊花・ジャスミン茶)




2. 薬膳で整える更年期の食事法


  1. 腎を補う食材を積極的に摂る
    更年期は「腎」が弱くなる時期。腎を養う黒い食材(黒豆・黒ごま・黒きくらげ・海藻類)を取り入れましょう。
  2. 体質に合った食材を選ぶ
    自分のタイプを把握して、冷えが強いなら温める食材、ほてりが強いなら潤す食材を意識する。
  3. 消化に優しい食事を心がける
    胃腸の負担を減らし、栄養を吸収しやすくするために、温かいスープや煮込み料理を取り入れる。
  4. 毎日、漢方ブレンド茶を飲む習慣を
    手軽に取り入れられるのが薬膳茶。体質に合ったお茶を選ぶと、不調改善に役立ちます。



 3. 今日からできる!簡単薬膳レシピ

1. 腎を補う「黒豆とクコの実のお粥」 → 腎を補い、ほてりや疲れを和らげる効果があります。

材料(2人分)

  •  黒豆(大さじ2)
  •  クコの実(大さじ1)
  •  白米(1/2合)
  •  水(600ml)
  •  塩(少々)


作り方

  1.  黒豆を軽く炒って香ばしさを出す。
  2.  米と水を鍋に入れ、黒豆を加えて弱火で30分煮る。
  3.  クコの実を加えて5分ほど煮て、塩で味を調える。


2. 気を巡らせる「陳皮と黒豆の漢方ブレンド茶」→  気を巡らせ、消化を助け、リラックス効果のある漢方ブレンド茶です。

材料(1人分)

  • 陳皮(小さじ1)
  • 黒豆茶(150ml)
  • はちみつ(お好みで)


作り方

  1. 黒豆茶に陳皮を入れる。
  2. 5分蒸らす。
  3. お好みではちみつを加える。




自分の体質を知ろう!

更年期の不調は、自分の体質に合った薬膳の食事を意識することで軽減できます。

  • 腎を補う黒い食材を摂る
  • 冷えやほてりなど体質に合わせた食材を選ぶ
  • 消化に優しい温かい料理を取り入れる
  • 漢方ブレンド茶を習慣にする


これらのポイントを意識しながら、毎日の食事に薬膳を取り入れて、健やかな更年期を過ごしましょう!