春の訪れとともに、気分が軽やかになっていくはずのこの季節。
ですが、体がなんとなく重だるい、眠い、肌がかゆい、鼻がムズムズ…そんな「春の不調」を感じていませんか?
これらの症状、「花粉のせい」と片付けてしまいがちですが、実は東洋医学では“春に起きやすい体質の変化”が関係していると考えます。
春は「肝(かん)」の季節
東洋医学では、季節と五臓(肝・心・脾・肺・腎)は深く関係しているとされ、春は「肝(かん)」の働きが活発になる季節です。
肝は、気(エネルギー)の流れをスムーズにし、自律神経のバランスを整える役割を持っています。
春になると、気温の変化や環境ストレス、生活リズムの乱れにより、この「肝」の働きが影響を受けやすくなり、以下のような不調が現れやすくなるのです。
これらはすべて、「肝の乱れ」や「気の滞り」のサインとも言えます。
花粉症は体の内側から整える時代へ
「花粉症=アレルギー」というイメージが強いですが、東洋医学ではその背景に「体質のアンバランス」があると捉えます。
✔ 水の巡りが悪くて、鼻水が止まらない
✔ 体に熱がこもりやすく、目のかゆみやイライラが強い
✔ 胃腸が弱くて、粘膜が過敏になっている
そんな方こそ、「自分の体質を知り、それに合ったケア」を取り入れることで、春をもっと心地よく過ごすことができるのです。
体質に合ったお茶で、花粉の季節を快適に
4月11日(金)・12日(土)の2日間限定で
開催する『花粉症対策・漢方養生茶講座』では、
東洋医学の視点から、春の不調や花粉症と体質の関係を分かりやすく解説し、
「あなたに合ったお茶」の選び方や暮らしの中でできる養生法をお伝えします。
毎年つらい花粉の季節を、「今年こそ変えたい」と思っている方へ。
香りと味わいで癒されながら、体の内側から整えていく時間をご一緒しましょう。
※詳細・お申込みのご案内は、近日の記事でお知らせしますね。